血圧のグラフ化が患者の血圧コントロールと治療意欲へもたらす影響についての検討
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概要
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外来の限られた時間の中で,血圧手帳から血圧のコントロール状態を適切に判断可能かは明らかでない。家庭血圧測定を行っている患者101名をグラフ作成群(G群51名)と非グラフ作成群(NG群50名)に無作為に分け,血圧コントロールや患者の治療意欲に影響を与えるか検討した。外来血圧,外来脈拍数,家庭脈拍数はいずれも群内,群間で差を認めなかった。家庭血圧は,両群とも4ヶ月後に有意に低下したが,2群間では差を認めなかった。血圧の測定回数は,G群で増加傾向にあったのに対し,NG群で有意に減少した。
- 自治医科大学の論文
- 2006-12-01
著者
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