ピアノ指導に関する一考察 : 音と心の関係に視点をあてて
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概要
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ピアノ教育の長い歴史の中で、ピアノ奏法を外面から追及するメソードが数多く生まれた。本研究では視点を変えて、奏法を心の面から考えてみる。到達点は、集中という言葉に集約される。それは音楽に限らず、様々な専門分野においても共通で、緊張した集中ではなく、リラックスした集中が必要不可欠となってくる。言語化が難しいその部分に焦点をあて、いかにピアノ学習者にわかりやすく伝達するかを考案し、現在の時点での学習者の効果について述べてみる。