ハルデイン系としてのS=1反強磁性ハイゼンベルグ鎖 : 隠れた秩序状態に生ずる量子的及び熱的揺(基研研究会「低次元系の物性と場の理論」,研究会報告)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ハルデイン相基底状態をもつS=1反強磁性ハイゼンベルグ鎖の熱力学的性質を量子モンテカルロ法を用いて調べる。いわゆる隠れた長距離秩序は基底状態においてのみ存在し、有限温度では速やかに消失することを示す。モンテカルロ計算のスナップショットを用いながら、基底状態における量子揺らぎと有限温度における熱的な揺らぎの質的な相違を認識し、この長距離秩序の消失の機構を明らかにする。
- 物性研究刊行会の論文
- 1994-03-20
著者
関連論文
- ハルデイン系としてのS=1反強磁性ハイゼンベルグ鎖 : 隠れた秩序状態に生ずる量子的及び熱的揺(基研研究会「低次元系の物性と場の理論」,研究会報告)
- ハルデイン系としてのS=1反強磁性ハイゼンベルグ鎖の熱力学的性質 : 隠れた秩序状態に生ずる量子的及び熱的揺らぎ(低次元系の物性と場の理論,研究会報告)