砂丘形成の動力学モデル(基研長期研究会「複雑系2」〜物理から生物・進化・ゲームへ〜,研究会報告)
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概要
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砂丘とは多数の砂のある種の協同的な運動によって生じる、Large Scaleなパターンである。その大きさは波長にしてkmのオーダーを持ち、その時間スケールはyear以上である,そのような大きなオーダーのため、砂丘に関して知られている事柄には、実験的なバックグラウンドを伴わないものが多い。これまで主に、風紋の形成に関して研究を行なってきた[4,5,6]。しかしまだ砂丘の性質、特にその発生および、進化に関しては全くといっていいほど理解が進んでいない。そこで、近年サハラ砂漠において行なわれた、風による砂丘の表面の砂の輸送量の領斜依存を調べるための実験[7]の結果を用いたシミュレーションモデルを構成し、現在知られている砂丘のダイナミクスと比較することによって、特に砂丘の発生、進化について議論をすすめることを目標に研究を進めている。J今回の発表は、主にシミュレーションで得られたパターンと、パラメータ空間についてのものであった。
- 物性研究刊行会の論文
- 1994-02-20
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