宇宙のウィグナー関数(基研モレキュール型研究会「進化の力学への場の理論的アプローチ」報告,研究会報告)
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概要
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宇宙全体の量子論的な振舞いを議論するには、重力の量子論が必要となる。しかし、残念ながら現在の所満足のゆく重力の量子論はできあがっていない。そこで、ここではWheeler-DeWitt流のアプローチの枠内で議論を進める。当然ながら、様々な問題点や困難が顔を出す。本稿の目的は、それらの困難をうまく処理する方法があるか、またそれによって何か具体的な結論を導くことができるかを単純な宇宙モデルを用いて分析することにある。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1990-01-20
著者
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- J. Bahcall, T. Piran and S. Weinberg, ed., Dark Matter in the Universe; Jerusalem Winter School for Theoretical Physics, Vol. 4, 1987, World Scientific, Singapore and New Jersey, 1987, xii+250p., 24×16 cm, 8,820円 [専門書]