前立腺癌患者の下垂体機能とその内分泌療法による変動について
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概要
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radioimmunoassayにより前立腺癌患者のHGH分泌能,Plasma LH,FSHを測定し,その下垂体機能につき検索するとともに,内分泌療法施行後の変動について観察した。その結果,1)前立腺肥大症患者に比し前立腺癌患者ではinsulin-induced hypoglycemiaに対する血中HGHの反応はやや低い。2)estrogenまたはgestagen療法によりHGH分泌能には変化がみられない。3)estrogenは除睾による血中LH,FSHの増加を抑制するが,gestagenではその作用が弱い。4)下垂体組織内照射術後のHGH分泌能は明らかに低下することを知った。
- 千葉大学の論文
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