四国地域におけるステビアの栽培に関する研究 : 第7報 ステビオサイド含有率の地域変動
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概要
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新甘味作物ステビアの本土定着化に関する研究をすすめる中で,住田(1972)はわが国での栽培適応性は極めて広域に亘ることを示唆した。ステビアを作物として定着さすためには,栽培技術の確立と併せ適地の判定を急ぐことも重要と考えられる。適地判定の主要な条件として地域の生態特性,並びにステビオサイド含有率の地域変動を明らかにする必要がある。本報では昭和48〜50年に農事試験場畑作部,北大薬学部を中心に熱研,地域農試,県農試によって実施した「ステビオサイド含有率の地域変動調査」結果をもとに四国地域の適地性について検討し,若干の知見を得たので報告する。
- 1976-12-25