暖地小麦の穂数成立に関する研究 : 発生茎の消長と気象条件の関係および茎数,穂数の次位別構成について
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概要
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1.分けつ初期は高温,適湿,中期は多照条件,又後期は低温多照条件の場合に発生茎数が多くなる。2.伸長期以降は,多照低温条件が茎を健全化し,穂数確保に好条件である。3.茎数および穂数の多少は,主として二次分けつ茎のI位,II位分けつに左右される。4,暖地においては,栄養生長期間の短かいことから,分けつ茎および穂の構成は何れも低位の一次茎に多くを依存しており,特に穂数成立には,一次茎がその80%近くをしめている。
- 日本作物学会の論文
著者
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西岡 秀雄
高知統計調査事務所作況試験室
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小味 勘次郎
高知統計調査事務所作況試験室
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小味 勘次郎
農林省高知統計調査事務所作況試験室
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別役 寿信
農林省高知統計調査事務所作況試験室
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西岡 秀雄
農林省高知統計調査事務所作況試験室