異文化間コミュニケーションにおける誤解の構造 : 話の伝え方は日本人とアメリカ人ではどう違うのか
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では異文化間コミュニケーションにおいて、国際結婚カップルの日本語会話データを用い、日本人の妻がアメリカ人の夫に話をする時、話の重要な点をどう伝えそれを夫は理解できるのか分析する。文化の違いにより話の伝え方も全く異なる。たとえば、アメリカ人は話の重要点をはっきり表現するが、日本人は聞き手自身が文脈から理解する手法をとる。従ってそのスタイルに慣れていない外国人は、話し手である日本人が伝えたいことを理解できないことがある。本研究でも、妻と夫の話の伝え方の違いが誤解を生む結果となることが分かった。
著者
関連論文
- タスクデザインとその効果 : 塾でのフォーカスオンフォームを使った三人称単数現在形の指導について
- 異文化間コミュニケーションにおける誤解の構造 : 話の伝え方は日本人とアメリカ人ではどう違うのか
- 公の場における子供との対話から考察できる日本人の外国人に対する態度
- 外国語としての日本語における語用法の教え方