福祉レクリエーション科目に関する学生の意識調査 : 介護系・看護系学生の学習満足度と自己評価の比較
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概要
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2006年の介護保険の改正に伴い、高齢者の健康・生きがいづくりを重要課題として打ち出し、予防介護サービスを重視した福祉レクリエーションは、「リハビリまでのステップをつくる」、「コミュニケーションを自然に増やす」、「楽しさを媒介に主体的に遊びに関われる」として、これまで以上に充実と見直を迫られている。そこで介護職と看護職を目指す学生のE女子大学、H看護大学の学生に立場の違いによる福祉レクリエーション評価と認知的な関係を調査し、福祉現場が求める人材養成校として、「福祉レクリエーション科目」が有効に役割を果たし、福祉レクリエーション指導法、レク材研究も含めた理論と実践の一本をはかり、地域と福祉施設及び大学、そして高齢者を有機的に結びつけることについて検討した。その結果、福祉レクリエーションにおける授業成果(卒業後のレクリエーション実践)に影響する授業過程のシステムづくりを成果、意欲・関心、学ぶ姿勢、交流、評価という側面から分析をおこない「よい福祉レクリエーション授業」の特徴を総合的に把握することができた。
- 2007-03-31
著者
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