企業の活性化 : インデペンデント・コントラクター(IC)の活用を通して
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概要
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働き方の多様化が進む中で,組織と個人(会社と社員)に関わる様々な問題が発生しているが,企業は必ずしもそれらに有効に対応できていない。一方,インデペンデント・コントラクター(IC)という新しい働き方が近年登場してきているが,ICは組織と個人の双方を活かす人材マネジメント手法として有効である。従来,人的資源についてアウトソーシングの切り口で捉えることはあっても人材アーキテクチャの観点(モジュール,インテグラル)から認識することはなかった。そこで本研究では,ICの統計的な補足がまだ為されていないために実際にICを活用している企業とIC自身につきインタビューを行うと共に,ICをオープン・インテグラルなものとして活用するという考え方に基づき,企業の活性化にIC活用が重要であることについて考察した。ICという働き方の活用は企業の組織活性化に繋がり,かつ個人の組織に対する復権としても位置づけられる。
- 2007-06-30