年齢群におけるテオフィリンクリアランスの違い
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概要
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Since it has frequently been observed that high serum levels of theophylline are difficult to control in children, we monitored serum theophylline concentrations in 868 patients, of which 322 received the drug as a continuous infusion. Generally, serum theophylline concentrations vary greatly among individuals and this is considered to be due to differences in clearance. In this study, we investigated the relationship between age and serum theophylline concentration and theophylline clearance, finding that there was a weak association between dosage and serum concentration in all the age groups, which was not meaningful. Our results also suggested that theophylline clearance in children was greater than that in adolescents and adults, with the clearance in children in the 1-5 years (preschool) and 6-8 years age ranges being higher than that for patients in the 9-12 and 13-53 years age ranges. Our results suggested that the dosage should be determined based on theophylline clearance calculated with respect to age instead of on the standard value of 0.04 (L/kg/hr) given in textbooks.
- 日本医療薬学会の論文
- 2007-10-10
著者
-
田中 誠
国立病院機構福岡病院
-
真鍋 健一
国立病院機構福岡病院
-
小藪 真紀子
国立病院機構長崎医療センター
-
村上 直幸
国立病院機構福岡病院薬剤科
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牛尾 友紀
国立病院機構福岡病院薬剤科
-
黒木 尚美
国立病院機構東佐賀病院薬剤科
-
村上 直幸
独立行政法人国立病院機構福岡病院薬剤科
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牛尾 友紀
独立行政法人国立病院機構福岡病院薬剤科
-
真鍋 健一
国立病院機構熊本医療センター薬剤科
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