産業別就業者構造の変化およびパートタイム労働者の増加と勤労所得格差の拡大
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概要
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本稿では、1990年代以降の日本における産業別および雇用形態別の勤労所得の推移を分析し、Part 1では(1)一般労働者1人あたり平均給与額、(2)パートタイム労働者1人あたり平均給額、(3)パートタイム労働者比率が産業全体ならびに各産業の常用労働者1人あたりの平均給与額の変化に与えた寄与度を推計する。Part 2ではジニ係数を用いて産業別就業者構造の変化に加えてパートタイム労働者の増加が勤労所得の格差拡大の大きな原因になったことを明らかにする。
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