モンテカルロ殼模型計算によるN〜20領域不安定核の構造(N=20領域の核構造と魔法数の移動,不安定核の構造と反応,研究会報告)
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概要
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N〜20領域の不安定核の構造を、QMCD法を用いたモンテカルロ殼模型計算によって研究した。QMCD計算により、結合エネルギー、エネルギー準位、B(E2)を再現することに成功した。T=1とT=0のmonopole interactionの相互の密接な関係が不安定核の構造を記述する上で非常に重要であることがわかった。特に、Oのdrip lineや^<28>Neの構造において、Od_<3/2>に関するmonopole interactionが決定的な役割を果たし、Od_<3/2>の有効1粒子エネルギーが陽子数に大きく依存することがN=20の閉殼構造の破れの1つの大きな原因となっていることを示した。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1999-08-20
著者
-
大塚 孝治
東大理
-
大塚 孝治
東大理:東大cns:理研:ミシガン州立大
-
宇都野 穣
原子力機構先端セ
-
水崎 高浩
専修大
-
本間 道雄
会津大
-
大塚 孝治
東京大学大学院理学系研究科
-
本間 道雄
会津大学総合数理科学センター
-
宇都野 穣
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻
-
水崎 高浩
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻
-
本間 道雄
会津大数理セ
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