日震学の進展(境界領域(II)+太陽,天文学の境界領域を探る,研究会報告)
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概要
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太陽表面に見られる振動が太陽の固有振動であることが判明して以来、観測される多数の固有振動を利用して、直接的には調べる事の出来ない太陽の内部構造を探る研究がなされるようになった。ニュートリノ問題、内部回転の問題、太陽活動源の問題等に発展的に関与出来るようになり、太陽物理学、恒星物理学の重要な分野となるに至った。最近は、固有振動を使うだけでなく、地球の地震と同じように局所的な波動の伝播情報を扱うようになったり、太陽大気である彩層を扱うようにもなってきた。SOHOやGONGといった、最近の観測を踏まえて、日震学の現状を紹介し、太陽物理学の諸問題を論ずる。
- 1999-05-20
著者
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