S3-4 人にやさしい情報家電
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概要
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少子高齢化社会におけるQ.O.L.(Quality of Life : 生活の質)向上を実現するためには、ネットワークとの融合を前提とした各家庭における情報の充実化-Home Data Roch-が求められる。なかでもニーズが高いものとして健康予防・維持管理情報があげられるが、一般的な生活空間が健康管理空間に変われば、「人(高齢者等)を動かす」から「データ(健康情報等)を動かす」ことにより、テレ・ホームケアといった新しいネットワーク医療の概念を具現化する。保健・衣料・福祉の統合化が進むなか、ユーザーフレンドリー、バリアフリー、ユニバーサルデザイン等の概念は「ヒューマンセンタード」な医療パラダイムを着実に加速する。本稿では急速な進展が予測される家庭を中心としたヘルスケアのなかで求められる情報家電コンセプトについて考察する。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1999-08-23