Supermassive Stars and Black Holes
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本講演では超大質量ブラックホールの形成過程の1つの候補である超大質量星の重力崩壊に力点を置いて超大質量ブラックホールの形成,およびその後の進化の様子を,星の回転の種類の観点から概観した.現時点では,一様回転する超大質量星の重力崩壊では超大質量回転ブラックホールとディスクが形成されるのに対し,差動回転星の場合は星の動的不安定性が誘発され棒構造が形成される,という認識である.また,この一連の重力崩壊やその後に形成される超大質量ブラックホールから放出される重力波源の, LISAやDECIGO等での検出可能性も併せて検証した.
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 2003-09-20