生物に見る場の活用法と新しい同期理論(場の量子論の基礎的諸問題と応用,研究会報告)
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概要
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細胞性粘菌という単細胞アメーバの、細胞間コミュニケーションに関する研究から、新しいリズム同期化法が得られた。受容体と呼ばれる生物センサーの基本性能と、意図的に作られる細胞周辺の化学場が主要な役割を果たしている。更に、この新しい同期化法は、多数の独立した非線形振動子を、どのように結合したら全系を1つのリミットサイクル系に変換できるのか、その手順をも教えてくれる。このリミットサイクル系としての規則正しい安定振動状態が相互同期状態に対応する。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 2003-08-20
著者
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