超強磁場中でのQEDの変更と宇宙物理への影響(素粒子論と宇宙論,21世紀を迎える理論天文学の総括と展望,研究会報告)
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概要
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最近、特異な天体として注目を集めているsoft gamma-ray repeaterやanomalous X-ray pulsarの候補として、magnetarと呼ばれる10^<15> gaussを超えるような強磁場を持つ天体の可能性が理論的に指摘されている。そのような強磁場中ではQEDの高次の摂動が無視できなくなり、photonの性質等は大きな変更を迫られることになる。今回は特にvacuum polarizationに与える変更を紹介し、その宇宙物理への影響を報告する。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 2001-07-20
著者
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