Symplectic Integratorによる定圧定温の分子動力学法 : 長時間の分子動力学法の実行に向けて(<シリーズ>物性研究者のための計算手法入門)
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概要
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分子動力学法において,多粒子系の粒子の軌跡を長時間追っていくと,一般に差分スキームの不安定性によって数値誤差が系統的に蓄積し,本来その系で保存するべき物理量が時間と共に一定方向にずれていく.この系統的なずれをなくす安定な差分スキームとしてSymplectic Integratorがある.ここでは,このスキームを分子動力学法へと適用する具体的な手法を構築する.
- 物性研究刊行会の論文
- 2000-04-20
著者
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