高温におけるS=1/2交替鎖の非自明な動力学(基礎物理学研究所短期研究会「量子効果が顕著な役割を果たす磁性現象の新展開」,研究会報告)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
激しい熱撹乱にさらされるスピン系の動力学は、熱力学とは異なり、決して自明ではない。高温におけるS=1/2交替鎖の緩和過程に、J_<AF>をスピンペアーの反強磁性的交換積分として、J_<AF>と2J_<AF>の良い散逸エネルギーを見出した。このモードはsingletからtripletへの局所的な一重、二重励起に対応する。極めて短距離のスピン相関が、わずかながらに生き残っていると思われる。
- 物性研究刊行会の論文
- 1999-09-20
著者
関連論文
- 高温におけるS=1/2交替鎖の非自明な動力学(基礎物理学研究所短期研究会「量子効果が顕著な役割を果たす磁性現象の新展開」,研究会報告)
- 森公式による揺らぎの基礎解析(第5回『非平衡系の統計物理』シンポジウム,研究会報告)
- 森公式の連分数解とclosed-form解(基研研究会「統計物理の展望」,研究会報告)
- 森公式のclose-form階とその応用(第4回『非平衡系の統計物理』シンポジウム,研究会報告)