2層量子ホール系におけるスピン擬スピン量子位相とSU(4)スカーミオン(基研研究会「量子ホール効果及び関連する物理」,研究会報告)
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概要
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スピンの自由度を考慮すると2層量子ホール系の対称群はSU(4)である。層間距離が十分小さな試料では、電子密度が十分低いとスピン・擬スピン量子位相が発生する。この相の最大の特徴はv=2/mでの素励起が電荷2e/mをもつ事である。最近の澤田等の実験[PRL80(1998)4534]はこの理論的解析結果を支持している。
- 物性研究刊行会の論文
- 1999-05-20
著者
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