剛体円盤分子動力学シミュレーションにおける大規模計算と高速化の手法
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概要
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Event-Driven法による剛体円盤系の分子動力学シミュレーションの単純かつ汎用な高速アルゴリズムを開発した.このアルゴリズムによる1イベント当りの計算量は粒子数Nに対してlogN程度であり,その係数も旧来の最も速いといわれているアルゴリズムより小さい.実際に,2500粒子系のシミュレーションを行い, Alpha500互換機で約50 Million Collision Events/CPU Hourの計算速度を実現した.また,今回開発したアルゴリズムの無限空間系への拡張も提案する.
- 物性研究刊行会の論文
- 1999-04-20
著者
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