渋滞の研究 : 超離散的アプローチ(基研研究会「統計物理の展望」,研究会報告)
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概要
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決定論的なオートマトン(CA)を用いた交通流の解析は、ウルフラムのルール1 8 4CAを用いたものが有名である。本研究では、バーガース方程式のCAを超離散化の手法で研究し、得られたCAはルール1 8 4の多値拡張版になっていることを明らかにした。さらにそれを多近傍に拡張することにより、より現実の交通流の渋滞・非渋滞相転移に近いCAを得ることができることを示した。
- 物性研究刊行会の論文
- 1999-01-20
著者
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