一分子計測法により明らかになったモータータンパク質キネシンの二足歩行の仕組み(ナノバイオダイナミクス,研究会報告)
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概要
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キネシンは微小菅の上を移動することにより細胞内での物質輸送に関わるモータータンパク質である。一分子で連続的に運動することができるため、歩く分子モーターとも呼ばれる。キネシンは微小管結合能を有するモータードメインを2つ持ち、またモータードメインから伸びるネックリンカーと呼ばれる短い部位がATP加水分解に伴って構造変化をすることが知られている。このネックリンカーの構造変化をベースにした2足歩行モデルが提案され、一分子計測法を用いた研究によって、このモデルを支持する結果が得られつつある。
- 物性研究刊行会の論文
- 2006-02-20
著者
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