状態密度を計算するモンテカルロ法を用いたFisher零点の研究(2004年度後期基礎物理学研究所研究会「モンテカルロ法の新展開3」,研究会報告)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
複素温度平面上の状態和の零点(Fisher零点)分布は、相転移研究の有力な手段である。ここでは、エネルギー状態密度を計算するモンテカルロ法を利用して、準結晶上のイジングモデルのFisher零点を議論する。規則格子の場合と異なり、準結晶上のイジングモデルの零点は、ある曲線上に乗るのではなく複素平面で広く分布することを示し、また有限サイズスケーリングの性質について議論する。
- 物性研究刊行会の論文
- 2005-12-20
著者
関連論文
- ベクトル秩序パラメータをもつ系への新しいアルゴリズムの応用(新奇な秩序を持つ系での相転移,研究会報告)
- 新しいモンテカルロ法の試みのあれこれ(2000年度基礎物理学研究所研究会「モンテカルロ法の新展開2」,研究会報告)
- 電子化出版についての国際パネル討論会報告
- 状態密度を計算するモンテカルロ法を用いたFisher零点の研究(2004年度後期基礎物理学研究所研究会「モンテカルロ法の新展開3」,研究会報告)
- 講座参加者追跡アンケート調査について(「高校生のための現代物理学講座」を実施して)
- 高校生のための現代物理学講座 : 教育上の例外措置に関するパイロット事業
- 計算物性物理とスーパーコンピュータ