29. Self-Assembly in Drying Film of Methylcellulose gel(poster presentation,Soft Matter as Structured Materials)
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概要
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メチルセルロース水溶液は低温でゾル、高温でゲルを示す物理ゲルであり、さらにLCST型相挙動を示す。このメチルセルロース水溶液をガラス基板上に滴下し、ゲル相を保つ温度で乾燥膜を作製したところ、偏光顕微鏡で観察すると、膜全体は負の球晶の色づきを示し、膜中心には微結晶が生じるという興味深い結果が得られた。そこで、この乾燥膜の構造および結晶形態を明らかにするために広角X線散乱測定などを行うとともに、このような自己組織化膜が形成される機構を検討するため、相状態の違い、および分子量の違いがどのように影響するかを検討している。
- 2005-09-20
著者
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Takahashi Masae
Fac. Of Sience Japan Women's Univ.
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Nishida Reiko
Fac. of Sience, Japan Women's Univ.
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Nishida Reiko
Fac. Of Sience Japan Women's Univ.