ナノスケール分子磁性体のエネルギー固有値(量子系およびマクロ系におけるカオスと非線形動力学,研究会報告)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
準位統計を調べるためには、系の高エネルギーの状態を知る必要がある。ところが、分子磁性体はしばしば直接対角化できないほど大きなハミルトニアンを持つ。分子磁性体の物性を準位統計の観点から研究するための基礎として、V_<15>と呼ばれる分子磁性体を例にとり、そのエネルギー固有値を求めた。我々は、以前光武らによって開発された数値手法が、分子磁性体の固有値を求める際にも有用であることを確認した。
- 物性研究刊行会の論文
- 2005-06-20
著者
-
MACHIDA Manabu
Institute of Industrial Science, The University of Tokyo
-
Machida Manabu
Institute Of Industrial Science The University Of Tokyo
関連論文
- Transient Oscillation of Currents in Quantum Hall Effect of Bloch Electrons(Condensed matter: electronic structure and electric, magnetic, and optical properties)
- Temporal Oscillation of Conductances in Quantum Hall Effect of Bloch Electrons(Condensed matter: electronic structure and electrical, magnetic, and optical properties)
- ナノスケール分子磁性体のエネルギー固有値(量子系およびマクロ系におけるカオスと非線形動力学,研究会報告)