楽譜に依らない音楽指導の試み
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概要
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子どもの生活の中で音楽は不可欠である。保育者を目指す学生には、音楽はぜひ身につけてほしい教科の一つであるが、苦手意識を持つ者が多いのが現状である。その理由の一つに楽譜を読む困難さがある。そこで楽譜を必要とせず、文字通り「音そのものを楽しむ」ことができないかと考えた。「音楽」と一口に言っても、さまざまなものがある。自分の身体だけを使って表現することのできる音楽があることも知り、頭で考えるのではなく、体で感じたものや、既に体の中に持つリズム感覚を表出することができれば、もっと「楽しいもの」と感じることができるのではないだろうか。その方法の一つとして、ヴォイス・アンサンブルについて考えてみた。
- 2007-03-15