高次元ゲージ理論から導かれる宇宙紐及び超伝導宇宙紐について
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概要
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高次元ゲージ理論のモデルで空間の一部をコンパクト化したとき、ゲージ場の成分から紐状の位相的欠陥を構成することができることを示す。これはコンパクト空間上でのゲージ場の配位の空間がヒッグスポテンシャルのようになっていることによる。多次元宇宙でこのようなものが存在していれば宇宙紐のようにみえるだろう。この紐のまわりにはフォルミオンのゼロモードが存在することを示す。最後にホゾン的超伝導宇宙紐も拡張したモデルでつくれることをしめす。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1990-11-20
著者
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