保育の質的評価と子どもの健全な育ちを守る環境要因の探索的研究 : 保育所「第三者評価」の構造分析と妥当性の検討
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概要
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1998年から改正児童福祉法が施行された。その中で、保育所の入所が措置から選択利用システムに変更されサービスを受ける側に選択権が与えられた。そこで、「利用者に選ばれる施設」の情報提供が必修となり、サービスや教育内容、物的および人的環境など、その「施設の質」が問われることになったのである。本研究では2001年に実施した「保育所第三者評価基準」の53評価項目について、その妥当性と評価項目の構造を分析し、「保育の質」の向上にむけた、項目分析をおこなった。研究1では因子分析によって、子どもの環境、衛生・安全管理、専門機関との連携など5因子が抽出され、子どもの環境の重要性が再認識された。第2研究では各項目のカテゴリー評価と評価尺度との関係から、適切な項目の選択を行った。
- 人間環境大学の論文
- 2007-03-31
著者
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