N.ハルトマンとベルクソンにおける「様相」概念について-(1)
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概要
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アリストテレス以来の基本概念である、「可能態」と「現実態」は、N.ハルトマンとベルクソンという二人の哲学者にとっても重要な意義をもっている。しかし、その位置付け、評価は両者において異なっている。本稿以降、その比較研究の予備作業としてハルトマンの主著『可能性と現実性」をいわばベルクソン哲学経由の当該概念の理解を参照枠としつつ評釈したいと思う。
- 2007-03-31
アリストテレス以来の基本概念である、「可能態」と「現実態」は、N.ハルトマンとベルクソンという二人の哲学者にとっても重要な意義をもっている。しかし、その位置付け、評価は両者において異なっている。本稿以降、その比較研究の予備作業としてハルトマンの主著『可能性と現実性」をいわばベルクソン哲学経由の当該概念の理解を参照枠としつつ評釈したいと思う。