大学生の健康生活習慣知識・健康意識に対する態度変化の研究
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概要
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健康生活習慣知識と健康意識に対する講義による態度変化を,大学生を対象として検討を行った.質問紙「健康生活習慣知識調査」・「健康意識調査」を講義前後に実施した.また質問紙「生活習慣調査」・「病歴経験・相談者調査」・「講義印象調査」を実施して講義による知識・態度の変化に関与する因子の検討をした.各質問紙の因子分析の結果,質問紙「生活習慣知識調査」・「健康意識調査」より「生活習慣病知識因子」,「健康生活習慣知識因子」,「健康将来展望因子」,「健康楽観因子」,「生活習慣不安因子」,「健康情報希求因子」を抽出した.他の3質問紙より「規則的生活リズム因子」,「生活習慣妨害因子」,「健康生活習慣因子」,「健康サポータ因子」,「疾病経歴因子」,「実行可能因子」,「講義理解因子」を抽出した.コントロール群として,別の被験者に,質問紙「健康生活習慣知識調査」・「健康意識調査」を30分の時間間隔をおいて2度実施した.また,実験群の被験者のうち一部の被験者に6ヶ月後に「健康生活習慣知識調査」・「健康意識調査」を実施してその変化をみた.講義による変化が認められた因子は,「生活習慣病知識因子」,「健康生活習慣知識因子」,「健康将来展望因子」であり,そして「健康楽観因子」にも変化が認められた.6ヵ月後に変化した因子は「生活習慣病知識因子」のみであった.
- 近畿大学の論文
- 2006-03-25
著者
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