浜松市の交通
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概要
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浜松市においては、昭和50年度から52年度に行った第1回パーソントリップ調査により策定した都市交通マスタープランが現在の交通政策の原点になっている。その後、10年毎の第2回PT調査(昭和60年度から62年度)、第3回PT調査(平成7年度から9年度)を経て現在の都市交通マスタープラン(平成9年度策定)になっている。内容としては、(1)道路容量拡大策、(2)交通需要管理(TDM)施策、(3)マルチモーダル施策という3つを柱とした総合的な交通政策を目指しており、現在は第3回PT調査を踏まえた21世紀をにらんだ新たな戦略をハードやソフトのそれぞれの分野で打ち出すことが緊急の課題となっている。ここでは、この3つの施策の概要を述べるとともに、平成11年3月に行った鍛冶町通りのトランジットモール試行を機に本市が取り組んでいるパブリックインボルブメント手法の実例についても述べることにする。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-05-24