Summing networkのユニット間結合が微弱信号検出能力に与える影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
確率共鳴は,微弱な周期信号入力に対する非線型システムの応答が,ランダムノイズの存在下で最適化される現象である.感覚系が微弱信号検出に確率共鳴を利用している可能性は以前から指摘されていた.しかし,確率共鳴を有効に利用するためにはノイズ強度の調節が必要で,これをどのように行うのかが問題であった.本研究では,二層のHodgkin-Huxley neural networkにおいてギャップ結合がもたらす影響を調べた.ノイズ強度を調節しなくても入力層のギャップ結合強度を調節することで,系の微弱信号検出能力を増強できる可能性がある事が計算機実験を通じてわかった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-09-13
著者
関連論文
- 25aXE-2 Brownian ratchetのエネルギー解析(25aXE 非平衡基礎論I(分子機械・相転移),領域11(統計力学,物性基礎論,応用数学,力学,流体物理))
- Summing networkのユニット間結合が微弱信号検出能力に与える影響