PBLによる工作実験の新しい試み : テーマの選定とテキストの検討
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概要
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近年工学教育でも注目を浴びている問題設定解決型学習(PBL)は従来の授業形態(LBL)と対比して用いられることが多い創造力育成の一つの手法である。PBLを取り入れた教育ではLBLと比べて学生が楽しんで授業に参加するなどの教育効果が期待できる。本報告では著者が担当している機械工学科の実験においてPBLを実施することを念頭に置いて、PBLを実施するのに適当なテーマの選定及びそのテキスト概要などについて検討した。そして、3年生、4年生の実験の中では3年生の基礎実験が適切であると考えられ、切削抵抗の測定の実験テーマのテキストを検討した。その結果、実験条件の範囲を広げて実験し、エクセルでそのデータをグラフ化し、近似式を求めるなどを工夫することでPBLを実施できることが分かった。この内容でテキストを作成し、今後は実際に実験で検証する予定である。
- 都城工業高等専門学校の論文
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