オリジナリティーに対する考察
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概要
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現代、あらゆる形態の芸術作品があふれている。その中で、未来の芸術家を育てる教育の一環として生徒達に「オリジナリティー」の追求が求められている。しかし、教育者の一員として疑問がある。そもそも、「オリジナリティー」とは何なのか。それに「オリジナリティー」と対をなす「コピー」とはどういったことなのであろうか。また、果たして現代のプロの芸術家の中で真のオリジナリティーを発揮している者がいるのであろうか。現代の芸術家の誰もが何らかの形で故意に、または無意識のうちに他の芸術家の影響を受けているのではないか。もし影響を受けているのならば、どのような形でそれを表現しているのか、と疑問は尽きない。これらの疑問を論文で検証する。
- 宝塚造形芸術大学の論文
- 2007-03-31