The Use of Assigned Roles for Developing Students Interactional Competence
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概要
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インタラクショナル・コンピタンス(相互作用能力)は、会話の流れをコントロールするために必要な技術です。外国語として英語を学習する者にとっては、複雑でむずかしい技術にもなりえます。この分野で問題となる点は、社会心理学的側面、社会文化学的理解の不足、または当該言語を使用する能力自体に問題があるといった3つの要素があります。会話の流れをコントロールするために必要な言語能力を教えるための試みとして学生に会話演習を実施した結果の考察研究です。英語中級レベルの学生が3週間の会話演習クラスを受講する前と受講した後を観察しました。結果として、会話演習クラス受講後の生徒には、会話の流れをコントロールする能力の向上はみられませんでした。このことは、当該言語の使用能力不足がインタラクショナル・コンピタンス(相互作用能力)不足の唯一の、または主な原因になるものではないことを示しています。
- 新潟国際情報大学の論文
- 2007-05-30
著者
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