多層カーボンナノチューブ先端五員環上での単一ガス分子の挙動(電子管と真空ナノエレクトロニクス及びその評価技術)
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概要
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多層カーボンナノチューブ(CNT)清浄表面からの電界電子放出像では,チューブ先端に導入された五員環および,これら五員環上で吸着・脱離する単一ガス分子の挙動が直接観察される。本論文では,窒素,酸素および二酸化炭素の各種雰囲気下で観察される特徴的な電子放出像を示し,その成因に関与する分子レベルでの素過程について議論する。またCNTの産業応用として,最近我々が取組んでいる多層CNT陰極を搭載したナノフォーカスX線源の開発状況について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-07-27
著者
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畑 浩一
三重大学大学院工学研究科電気電子工学専攻
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薮下 綾介
三重大学大学院工学研究科電気電子工学専攻
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岸本 芳樹
三重大学大学院工学研究科電気電子工学専攻
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畑 浩一
三重大学大学院工学研究科
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畑 浩一
三重大学大学院・工学研究科
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