総論 : 知的財産を巡る現状と課題(<特集>知財)
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概要
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知的財産に関する社会的関心の高まりを背景とした官界,産業界,学界における知財を巡る現状と課題について報告するとともに,国際情勢についても論及し,今後の方向性について考察する。2002年11月に知的財産基本法が成立し,2003年3月に内閣に知的財産戦略本部が設置される等,政策レベルで様々な取り組みが行われてきた。産業界では,産業構造の変化に伴い,知的財産の活用を重視する等,企業の知財戦略にも改革が必要になってきた。大学においては,産学連携による社会貢献が重視され,知的財産権の大学帰属や大学知財本部の設置など,知的財産を巡る環境が大きく変化してきた。知的財産を巡る国際情勢については,先進国と途上国の対立により多国間交渉が困難な状況下,二国間交渉を中心に制度調和が推進されており,今後の展開に期待が寄せられている。
- 2007-10-01
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