音声伝達の最適化構造に関する一考察 : 伝達する力を有する「話し方」の分析を中心に
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概要
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本稿は,聞き手に対して意図の伝わる話し方について,話し言葉(以下,音声言語)の有する言語的情報・バラ言語的情報・非言語的情報という構造について着目し,話し手(以下,話者)はどう話すべきかという音声言語の最適化を見いだすことを目的としている。現在はプレゼンテーションといった発表形式も一般化し,不特定多数の前で話をする機会が以前にも増して多くなってきている。しかし,話者の意図が伝わるケースとそうでないケースがあることが経験的にわかっていても,その原因については明確に示されたことがない。そこで本稿では,ラジオ番組の制作やパーソナリティの話し方という実践的な視点から,多数の聞き手に対して意図が伝達する「話し方」について検討を加え,音声言語の伝達における最適化の構造について考察する。
- 2007-09-15
著者
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