中古散文22作品の類似度の測定
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概要
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日本語の文献に関する研究においては、本文テキストのデータベース化と語彙索引の電子化が進めばさまざまな角度からの計量的分析が可能になる。古典文学の分野では、本文テキストのデータベース化は進んでいるが、索引の電子化は、なかなか進んでいないのが現状である。このような現状の中で、村田菜穂子氏は、古代語の形容詞と形容動詞について、単なる作品における語の出現度数、用例だけではなく、詳細な情報を付加した語彙表を作成し、様々な計量分析を行っている。今回、村田氏の作成したデータに基づき、中古の散文資料22作品について、その語彙の使用状況から作品間の類似度を測定する試みを行った。
- 2007-07-27