WEB情報を基づく英日訳語選択
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概要
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本稿では、WWWホームページのテキストを言語資源として利用する新しい訳語選択方法を提案する。まず、統語関係を持つ訳語候補を対訳辞書から取り出し、その組み合わせをウェブ上から各種の頻度情報を抽出して連想度の推定する式を定義してスコアを計算する。さらに、訳語選択のアルゴリズムを用いてもっとも適切的な訳語を決定する。一意的に訳語選択はできない場合、シソーラスの同義語を用いて選択の信頼性を高める。ここで提案したモデルは、文内文脈情報の利用に有効であり、横断的言語検索にも利用することも期待できる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-07-04