汎用ハミルトン系シミュレーションシステムとしてのシンプレクティック・レイトレーシング : 並列処理系への実装と計算コスト評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
シンプレクティック・レイトレーシングは,光線が複雑に曲進する状況下でコンピュータ・グラフィックスを生成する手法である.しかしながら画像を生成する手法にも関わらず,処理時間の大部分は,描画ではなく力学系のシミュレーションが閉めており,処理の高速化のためには数値シミュレーションの効率化が必要となる.本報告では,自動微分と数値積分を用いて汎用的なハミルトン系のシミュレーションが可能なシステムの概要を説明し,実装結果を処理の高速化の観点から検討する.
- 2004-03-18
著者
関連論文
- 非線形光線追跡のシミュレーション : シンプレクティック・レイトレーシング(CGにおけるシミュレーション)
- I-067 非線形写像学習アルゴリズムPaLM-treeを用いた顔方向推定(I.画像認識・メディア理解)
- 自動微分法とシンプレクティック積分法を用いたグラフィックス描画法 (数値解析と新しい情報技術)
- 汎用ハミルトン系シミュレーションシステムとしてのシンプレクティック・レイトレーシング : 並列処理系への実装と計算コスト評価
- ハミルトン系の数値シミュレーションにおける高速自動微分法の効果
- ベクトル型計算機による自動微分法を用いたシンプレクティック・レイトレーシング
- 非線形光線追跡法による力学系のテクスチャベースレンダリング
- シンプレクティック・レイトレーシングに対する数値微分の導入
- LA-6 数値微分法によるシンプレクティック・レイトレーシングの汎用化(A. アルゴリズム・基礎)