岡山県北部における春播きと短日処理がダイズ品種'丹波黒'のエダマメとしての収穫期および収量に及ぼす影響(発育制御)
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概要
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'丹波黒'エダマメの早期収穫を図るため,早期播種および開花初期の短日処理を検討した.1998年3月1日から15日の間に播種すると,7月上旬に収穫できた.また,総収量は播種期が早いほど多かった.一方,3月25日以降に播種すると,7月中に収穫することはできなかった.2001年の試験では3月上旬に播種しても,収穫期が8月中旬となった.これは,開花前の気温が1998年に比べて低かったためと考えられた.しかし,開花初期に5日間短日処理すると,安定して莢の肥大が進み,7月上旬に収穫ができた.処理日数が長くなるほど収穫開始は早くなったが収量は減少した.
- 2007-07-15