中華民国政府の対日講和政策と「吉田書簡」(1)
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概要
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「吉田書簡」が戦後日中関係の原点であると言われている。その形成はアメリカの主導によるところが大きい。しかし,当事者である日本と中華民国政府もそれぞれの立場から役割を果たした。本稿は主に台湾側の史料を利用して分析し,「吉田書簡」は中華民国政府とアメリカの間の交渉の結果でもあると結論を付ける。
- 社団法人中国研究所の論文
- 2007-06-25
「吉田書簡」が戦後日中関係の原点であると言われている。その形成はアメリカの主導によるところが大きい。しかし,当事者である日本と中華民国政府もそれぞれの立場から役割を果たした。本稿は主に台湾側の史料を利用して分析し,「吉田書簡」は中華民国政府とアメリカの間の交渉の結果でもあると結論を付ける。