関節リウマチにおける最近のトピックス
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概要
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関節リウマチは,従来治らない病気といわれ実際の治療も病気の進行を遅らせるものであった。このため,多くの民間療法も患者から支援される結果となった感がある。しかし,最近は抗サイトカイン療法の導入によって「リウマチ寛解時代の到来」を思わせるようになってきた。そして,早期診断・早期治療により予後が改善することが認識され早期診断のためにあらゆる検査法が確立されつつある。従来のリウマチ因子検査は,特異性が70〜80%であったが抗CCP抗体では96%の特異性が得られ早期診断の検査法として期待されている。また,MRI検査が早期診断に有用であるが関節リウマチの早期診断用の小型MRIが開発された。
- 日本保険医学会の論文
- 2006-03-17