確認調査業務における医師の関与への提言
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概要
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現在保険会社は,厳しい経営環境下で保険金の支払いの効率化と厳格化が求められている。社内の支払査定プロセスの適正な運用と同時に,確認調査員の情報収集においても迅速さ,正確さ詳細さが求められている。ところが現実には主治医とのトラブルにより業務に支障を来すことも散見される。こうした中,医師による主治医確認(D to D(Doctor to Doctor) 確認)の導入や確認調査員の研修への参加等,確認調査業務の品質を向上するために危険選択の専門家である保険会社に勤務している医師ができることは数多いと考えられる。保険調査会社に行った研修状況に関するアンケート等をもとに提言する。
- 日本保険医学会の論文
- 2005-06-17