市民との多様な接点を持つ参加型モニュメント「FORZA」
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概要
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山形県寒河江市の市制50周年を記念するモニュメント「FORZA」(フォルツァ=イタリア語、力の意味)をデザインし、2004年11月に寒河江駅前の神輿広場に設置した。ステンレスのパイプと球を用いてメンテナンスフリーの輝きを持ち、市民との多様な接点を秘めた体験型のモニュメントである。工業生産された材料を活用し、子供からお年寄やハンディのある方まで楽しめる「思い出を育む空間装置」としてデザインした。単に外から鑑賞するだけの彫刻作品ではなく、市民参加型のモニュメントがまちづくりにとって有効であるという仮説を提示している。筆者(三橋)は山形県内にて同一コンセプトのモニュメント「SORRISO」(1995年)、「PARTENZA」(2002年)をデザインし、このテーマを追求している。
- 2007-03-30
著者
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