ソースコード品質の俯瞰的評価技法 : ソースコード品質評価へのQuality Inspection技法の適用(<特集>プロジェクトマネジメントの新たな息吹)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
一般的にソフトウェア開発プロジェクトで,成果物の品質や進捗の推移をリアルタイムかつ客観的に測定するには多大なワークロードが必要になるといわれている.そのため多くのプロジェクトでは品質や進捗の評価は作業者からの報告を元にして行われ,客観的な評価はフェーズの完了レビューでのみ行われているのが現状である.本稿ではこの問題への解決策として,筆者の組織で行っているSOurce code Research Service(以下SORS)を紹介する.SORSは最適化された技法やツールを用い,大量ソースコードの品質や進捗を短期間で俯瞰的に評価する技法である,短期間かつ少人数で欠陥検出が可能となるため,コスト効果の高い品質評価が可能となる.これを品質保証部門や要件定義・設計局面の成果物品質を調査するQuality Inspectionの一部として実施することにより,プロジェクトに対して効果的な提言を行うことが出来る.
- プロジェクトマネジメント学会の論文
- 2006-06-15
著者
関連論文
- ソースコード品質の俯瞰的評価技法 : ソースコード品質評価へのQuality Inspection技法の適用(プロジェクトマネジメントの新たな息吹)
- 1504 ソースコード品質の俯瞰的評価技法 : ソースコード品質評価へのQuality Inspection技法の適用(一般セッション)